■玄関まわりやエクステリア建材は展示で確認
キッチンやバス・サニタリーといった水まわりの設備機器を展示するショールームは身近に多くあります。
しかし、玄関扉や門扉、フェンス、カーポートなどのショールームは数が少なく、馴染みがない方も多いでしょう。
馴染みがありませんが、これらの設備は住まいのイメージを左右するだけではなく、使い勝手や防犯性にも影響するアイテムです。
なので、実際に足を運べるエリアであれば、積極的にショールームを活用しましょう。
メーカーのよって取り扱う商品や展示商品に違いがあるので、どんな商品であるか確認できるかどうかをホームページなどで確認しておくと安心です。
■外観デザインなどに影響するもの
新築では玄関扉など建物本体に関わる建材以外の外まわりは、後回しにプランニングしがちです。
しかし、エクステリアプランは間取りや外観デザインにも影響を与える場合があります。
門扉やカーポート、デッキの配置やデザインなどを事前に考慮しておくと、使い勝手よくてもとまりのある住まいを実現することが可能です。
なので、建物本体のプランイメージが出来上がった頃に取り入れたい商品やアイテムがあれば、実際にショールームで確認して検討しましょう。
その際、早めに設計担当者へ伝えておくことも、プランニングする際には大切です。
■動かせるものは実際に動かしてみる
外まわりの建材を扱うメーカーのショールームでは、それぞれの建材設備の展示コーナーが設けられています。
そこでは新商品からおすすめ商品、定番商品など様々なものが展示されているので、色や素材感、サイズなどをしっかり確認することが大切です。
また、動作することが可能な建材であれば、実際に操作して使い勝手を確認することも重要なポイントと言えます。
玄関扉や門扉なら、ハンドルの使い勝手や重さ、キーシステムなどを確認しましょう。
キーシステムではカードキーやリモコンキーなど種類も揃っているので、実際に動かしてみて使い勝手や防犯性に優れたものを選ぶことが重要です。
また、電動のシャッターやカーゲートもあるので、操作方法や開閉時の音、停電時の対処法などもチェックしたいところです。
■メンテナンスや補償内容なども要チェック
外まわりのショールームでは、玄関扉や門扉、フェンスなどの建材設備以外にも、ポストや表札、照明器具、防犯機器などの細かいアイテムも充実しています。
プランや周辺環境、ライフスタイルなどに配慮し、トータルに選ぶことが大切なポイントです。
建物のバランスや費用も含め、優先順位を明確にして選びましょう。
また、外まわりのアイテムは自然環境にさらされる状態なので、お手入れやメンテナンス、補償内容なども把握しておくと安心です。