注文住宅と建売住宅の期間と労力ならどっち?

■注文住宅と建売住宅の期間について

注文住宅は「建てる」、建売住宅は「買う」ものであります。
なので、家が欲しいと検討して住み始める期間はすでに出来上がっている家を買う建売住宅の方が圧倒的に早いです。
一方、注文住宅では最低でも9カ月、長ければ2年近くもかかってしまいます。
土地を探すのであれば、さらに土地探しの時間も必要となるでしょう。
計画を進めている間は二重に居住費がかかってしまったり、工期が遅れてしまうと入居予定に間に合わなかったりすることもあります。
しかし、その分愛着があり、満足のいく住まいができることは最大の利点と言えるでしょう。

 

■労力の違い

労力の大きさから考えるのであれば、こちらも建売住宅の方が圧勝と言えます。
注文住宅では長い期間計画を進めていきますが、そこでは何度も打ち合わせが行われ、たくさんの意思決定が必要です。
しかし、これがデメリットであるとは言い切れません。
実際に注文住宅を計画する方は、そのプロセスすら楽しみに感じている方が多くいらっしゃいます。
やっと完成したのに、計画期間が楽しくて終わってしまったことに寂しさを嘆く方も多いようです。
ですが、このようなプロセスを楽しめないのであれば、注文住宅には向いていないとも言えるでしょう。
早めに家が欲しく、予算に余裕がない方は注文住宅よりも建売住宅の方が望ましいです。

 

ハウスメーカーで注文住宅を建てる期間

各会社によって異なりますが、ハウスメーカーは他の業者と同様な工法であれば、比較的に最も計画期間が短い業者だと言えます。
一般的に、計画が始まった段階から引き渡しまで約9ヶ月です。

 

■プラン作成

希望と予算を伝え、プランの打ち合わせが行われる段階です。
この段階では約2ヶ月が目安です。

 

■見積りと請負契約

決定したプランから見積りが行われますが、見積りは1週間から10日程で作成されます。
しかし、さらにプランの修正で時間がかかることもあり、最終プランに合意できれば請負契約です。
ここまで約1ヶ月と見込んでおきましょう。

 

■詳細と仕様打ち合わせ

この段階で細かい造作や素材、設備、カラーなどの仕様を決定します。
素材などの確認もあるので、約2ヶ月の期間が必要となるでしょう。

 

■工期期間

工法や建物の大きさによって変わりますが、一般的な木造従来の住宅なら4ヶ月ほどかかります。
しかし、時には工期が延びることもあるので注意しましょう。

これがハウスメーカーでの一般的なタイムスケジュールです。
ハウスメーカーのよって各工程の順序が前後したり、呼び名が異なったりするので注意しましょう。
ハウスメーカーやプランによっても工期が異なるので、目安として参考にしてください。

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