一般的な住宅の玄関ドアはシリンダーキーが多い

■操作性と防犯性も重視して玄関ドア選び

家族や来客者を迎える玄関ドアは、住宅のイメージを左右する部分の1つです。
なので、新築で玄関ドアを考える際はデザイン性や断熱性だけではなく、操作性や防犯性も考えて選ぶ必要があります。
最近では玄関ドアの鍵やキーシステムの機能性は高いですが、馴染みのない用語やメーカー独自の名称もあるので、玄関ドアを選ぶ時はカタログやメーカーのホームページでしっかり確認することが大切です。
通常、建材商品の玄関扉にはいくつかのキーシステムが備わっています。
標準仕様とオプション仕様があり、どれが標準仕様であり、オプションにはどんなシステムが用意されているのか、価格などと合わせて比較して検討することがポイントです。
■一般的なシリンダーキー

玄関ドアだけではなく、日常的に鍵やキー、ロックなどの用語を使用しています。
もともと、鍵は鍵穴に差し込んで回し、錠を開閉するもののことです。
錠は扉や引き出しに設置され、鍵による開閉するための締り金物になります。
一般的な住宅の玄関ドアで使われる鍵は、主にシリンダーキーです。
シリンダーは鍵を差し込み、錠前操作を行う鍵穴部分になります。
シリンダーキーでは固定されている外筒と回転する内筒から構成されており、外筒から内筒にでる障害片を専用の鍵で差し込むことで障害片が外れて、内筒が回転します。
錠内の特殊な溝などがあるカムが回転して本締ボトルを動かすことで施解錠が可能です。

設置義務のある住宅用火災警報器の設置基準

■住宅用火災警報器は設置義務

住宅での火災で犠牲者を減らす目的のため、平成23年6月1日から既存の住宅も含めて、全ての住宅に住宅用火災警報器の設置が義務付けられています。
この住宅用火災警報器は火事の際に発生する煙を感知して、音や音声によって火事を知らせる機器です。
新築でも火災での被害を防ぐために、しっかり検討したい設備と言えます。
■寝室と階段、時には廊下に設置

住宅用火災警報器の設置基準は、各市町村の条例に定められていますが、一般的に寝室と階段となります。
寝室は就寝に使う部屋のことなので、子ども部屋や老人室も就寝に使用しているのであれば、立派な寝室です。
例えば、1階と2階建てであれば、寝室と階段に設置します。
この場合での階段は寝室にある階の階段最上部が設置する箇所となります。
1階などは避難ができる階には不要です。
3階建て以上の場合も、同様に寝室と階段に設置してください。
この場合での階段は1階をノ沿いで寝室がある階の階段最上部に設置しましょう。
さらに、寝室のある階から屋外に設置された階段を除き、2つ下の階の階段にも設置してください。
また、寝室や階段だけではなく、キッチンへも設置を推奨している場合もあります。
これは各市町村の条例でキッチンへの設置が義務化されていることがあるので、しっかり確認しましょう。
ただし、キッチンに設置するさいはガス漏れ警報器混同にしないように注意してください。

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