ドアホンも多機能化!3つの種類と新築で導入されるタイプ
■多機能化が増えるドアホンのタイプ
ドアホンは屋外に設置してある子機と屋内に設置してある親器を通じて、連絡通話を行うための設備機器です。
各メーカーからは様々な種類のドアホンが提案されており、近年は性能もより向上し、多機能化も一般的となりました。
一般の住宅用ドアホンは大きく分類するとドアホン、テレビ機能付きドアホン、セキュリティ機能付きドアホンの3タイプです。
まず、ドアホンとは呼び出し機能や通話機能のみを備えたタイプになります。
屋内に設置する親機には受話器タイプとハンズフリータイプがあり、シンプルな機能なので価格もお手頃です。
そして、テレビ付きドアホンは門扉や玄関にカメラが搭載された子機を設置し、屋内に設置したモニター機能付きの親器で来客者を確認することができます。
こちらも親機には受話器タイプとハンズフリーがあり、使い勝手に合わせて選ぶことができるでしょう。
セキュリティ機能付きドアホンは呼び出しと通話機能以外に、ガス漏れや火災、非常通報など優れたセキュリティ機能を兼ねているドアホンです。
■新築ではテレビ機能付きやセキュリティ機能付きが人気
最近の新築では、テレビ機能付きかセキュリティ機能付きのどちらかを設置するプランが増加しています。
それに合わせて、各メーカーでもたくさんのドアホンが提案されているのです。
どちらも撮影画像や録画機能の性能が上がり、他にも親器とは別に別室に子機を増やせることも可能です。
さらに、持ち運び可能なモニター付きワイヤレス子機、スマホから確認と通話が可能なタイプも登場しています。
■テレビ機能付きドアホンに搭載される主な機能と特徴
・撮影機能と画像精度
最近はカメラの角度を調節可能なパノラマタイプ、ズーム機能が可能なタイプ、複数個所を確認できるタイプなどが登場しています。
画像精度も向上しており、高画質タイプや周辺が暗くなるとLED照明が自動で点灯し、来客者の顔をしっかり把握できるタイプもあるのです。
モニター画面も大型化され、タッチパネルで直感的に操作が簡単なタイプなど機能は充実しています。
・録画機能
録画機能があれば、留守中に来客者が訪れても録画で相手を確認することができます。
不審者のチェックにも便利な機能です。
また静止画だけではなく動画録画ができる機能や、SDメモリーで外部機器に保存可能なタイプもあります。
・モニター機能
玄関先の様子を室内から確認することができます。
不審な音がした際も玄関を出ずに安心して確認することができるほか、2階にリビングを設置するプランでは、来客者の対応もスムーズに行えるでしょう。
・室内通話
内線通話が可能なタイプもあり、二世帯で暮らす場合や家族が多い際に便利な機能です。
・ワイヤレス子機
ワイヤレス子機なら家のどこでも持ち運びが可能で、慌てて親機に移動する手間を省くことができます。
・携帯電話やスマホへも転送機能
携帯電話やスマホへの転送機能が搭載されていると、セキュリティ情報をメールで通知したり、画像で確認することが可能です。
また、端末を使って来客者との通話ができるタイプもあります。