アイテムや機能の優先順位は種類や特徴、傾向を把握して決める
優先順位を明確にしないまま新築で設備や建材を導入してしまうと、「普段使う機会がない」など、宝の持ち腐れ状態になってしまうケースがあります。
それを防ぐために、こだわりのアイテムや機能は優先順位を付けて選ぶことが重要です。
住まいで使われる設備機器や建材は多種多様で、最近は性能もデザインも優れた商品が増えています。
なので、正確に優先順位をつけるためにも、設備や建材の種類、特徴や傾向を確認して把握することが大切です。
例えば、キッチンならシステムキッチンを選び方も多いでしょう。
各メーカーのシステムキッチンではデザインやプランのバリエーションも豊かで、ビルトイン機器などのたくさんラインナップも設定されています。
水栓金具ではハンドシャワーや浄水機器つき、自動水栓、タッチレスタイプなどもあります。
新築で人気設備の1つでもある食器洗浄乾燥機でも、サイズや機能はそれぞれ異なり、洗浄方法の工夫や節水性能が高い商品、操作部分のデザイン性が高いものなどバリエーション豊富です。
いずれもシステムキッチンを選楽する際は、家族構成や食事スタイルに合った商品や機能を持つ設備を選ぶと良いでしょう。
また、床暖房も人気の設備ですが、熱源や方式によって特徴が変わります。
主に使われるのは温水式と電気式の2種類ですが、それぞれの利点や欠点を理解し、間取りやライフスタイルに適した機器を選ぶと、快適で効果的な利用が可能でしょう。
気になる機器やアイテムは、特徴や最新傾向をしっかり確認しておくことがポイントです。
セキュリティ機能と連動させて安全性を高めるドアホンに
設置する商品やシステムによって変わりますが、ドアホンではセキュリティ機能と連動可能な商品も数々あります。
セキュリティ機能も様々なので、他の設備建材の性能や機能を踏まえて、トータル的にプランニングすることが重要です。
では、そのセキュリティ機能の種類をご紹介します。
・防犯や火災、ガス漏れ、水漏れの警報
親機にそれぞれのセンサーを接続し、作動時に警報音で知らせる機能です。
・非常押しボタン
親機に備わっているボタンを押すと、門扉や玄関に設置されている子機から警告音が鳴ります。
近隣に非常時であると知らせることが可能な機能です。
・ドア、窓センサー
ワイヤレスセキュリティセンサーと連携することで、警戒モード中に不審者が玄関ドアや窓を開けると、警報によって知らせてくれます。
・センサーライト
屋外に設置してあるセンサーライトカメラが不審者を検知すると、テレビ付きドアホンのカメラに映像が映しだされ、音で異常が発生していることを知らせます。
・電気錠システム
玄関ドアや門扉の電気錠システムをドアホンに接続させることで、簡単に施解錠することが可能です。
・トイレ、バスからのコール
トイレや浴室で事故があった際に、ドアホンを通じて知らせてもらえます。
高齢者や小さなお子様がいる家庭に最適です。
・固定電話やファックスからの対応
ドアホンを固定電話やファックスと連動することができ、電話での対応も可能となる機能です。