開口部と水回りの設備も老後を考えて選択!

■開口部を選ぶポイント

高齢になると雨戸の開閉が面倒だと感じる方も多いでしょう。
加えて年数が経つと雨戸のたてつけも悪くなり、滑りも悪くなってしまいます。
最近では引戸タイプの雨戸ではなく、楽々操作できるシャッタータイプを導入するケースも増加しているのです。
電動タイプであれば、スイッチやリモコンによる操作で開閉できるので、老後も使い勝手が良いと言えます。
また、高い部分に設置されるトップライトも電動タイプが便利でしょう。
カーテンレールやブラインドでも電動タイプが登場しているので、必要であれば検討してみるのもおすすめです。
その他にも玄関扉の鍵も施解錠のしやすさを意識してみましょう。
鍵でもリモコンやカードで開閉できるタイプがあり、大変使い勝手が良い商品です。

■水回りを選ぶポイント

水回りの手入れや掃除は高齢者でなくても、負担を感じやすい空間といえます。
最近はお手入れや掃除がしやすい水回りの住宅設備も多数提案されているのです。
例えば、バスルームではお手入れが簡単な排水口や、水が乾きやすい床などを組み込んだシステムバスなら、掃除の負担を軽減することができるでしょう。
浴槽や洗い床場を自動洗浄する商品もあります。
また、キッチンやトイレの換気扇も汚れにくくお手入れの回数が減らせる商品や、ワックスがけが不要なフローリングなどもあります。
水回りは老後も手入れが便利な素材や設備を取り入れてみると良いでしょう。

注目されている引き戸タイプの門扉は便利

■スライドタイプの門扉

一般的な住宅で取り入れられてい門扉のスタイルは、主に開き戸と引き戸のタイプです。
特に多くみられるスタイルは両開きや方開きなどの開き戸タイプになります。
しかし、限定されている土地や道路付けなどの状況では、開き戸プランの門扉のプランニングが困難だったり、設置が可能でも使い勝手に不満があったりするケースも多いです。
門扉を設けずオープンな外構プランは開放的な良さがありますが、周辺環境に合わせて道路と敷地の境界線として門扉を設置したいと考えるかたもいるでしょう。
このような場合に最適なのが引き戸タイプの門扉です。
スライド門扉とも呼ばれていて、現在注目を浴びている設備になります。

■限られたスペースでも設置ができる

引き戸タイプの利点は、開き戸のように扉を開閉させるスペースが不要なところです。
開き戸では一般的に敷地内側に開く内開きであるあめ、敷地に開閉するためのスペースが必要となります。
一方、引き戸は横にスライドさせるタイプなので、スライドスペースは必要ですが、開き戸タイプと比較して少ない範囲ですみ、敷地を有効利用することができるでしょう。
例えば前面道路から玄関扉の位置が短いと、玄関アプローチの階段が門扉前に近い場合、開き戸タイプの設置は困難なことが多いですが、引き戸タイプなら取り入れることは難しくありません。
また、開け放した状態も可能なので、重い荷物やベビーカー、自転車などを両手がふさがっている状態での出し入れもしやすいでしょう。

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