シャワールームもユニット化で心地良い空間で導入しやすい

新築をプランニングする際、誰もが心地よい空間の浴室にしたいと思うでしょう。
そのため、浴室のプランニングにこだわりを持つ方は多いです。
また浴室とは別にシャワールームを設置する住まいも増えています。

例えば、浴室の近くにシャワールームを設置すれば、深夜に帰宅して眠くなっても、サッとシャワーを浴びてすぐに寝室に行くことが可能です。
朝にシャワーを浴びる生活スタイルであれば、わざわざメインの浴室まで移動することなく、起きてすぐシャワーを浴びる使い方もできます。
また、2世帯住宅ならセカンドバスルームとしても活躍するでしょう。

そんなシャワールームでもシステムバスのように水栓金具や排水口などの設備をユニット化した商品が登場しています。
ユニット化しているので、寝室付近に設けるなど間取りプラン時でも導入がしやすいです。

最近は多機能シャワーを取り入れることも可能ですし、デザイン性のある壁材なども組み合わせられるので、狭い空間でも心地よい空間にすることが可能です。
他にも押入れの空間に収まるほどのシャワールームも提案されています。
そのような商品は急に家族構成に変化があった場合や、介護が必要になった場合を想定する場合に導入しやすいです。
もちろん、リフォームにも適した商品と言えるでしょう。

システムバスの種類と最近の傾向

■システムバスの種類とは

戸建てと集合住宅のシステムバスは同一ではなく、それぞれ専用のものがあります。
その各システムバスも住まいの構造や間取りの特徴に合わせたタイプが充実しており、最近ではリフォーム向けの商品も増えているのです。
サイズは0.75坪、1坪、1.25坪と大きさも様々あります。
メーカーや商品によって違いはありますが、戸建て用だと集合住宅用の商品より広めなサイズが多く、窓もバリエーション豊かなのが特徴です。
一方、集合住宅用はシンプルなデザインが多く、それにより広々とした浴室を演出することができます。

■最新商品の傾向について

最近のシステムバス商品は機能性が高まり、使い勝手の良い商品が増えています。
特に多いのが掃除や手入れが簡単で、省エネに考慮したシステムバスです。
また、今まで以上にリラックスできる心地よさなども向上しています。
例えば、汚れにくく手入れも簡単な床や壁、そして浴槽などが挙げられます。
排水口は形状や素材を工夫することで、掃除がしやすいタイプなどが多いです。
他にも節水機能が向上した水栓金具やシャワー、通常より寿命の長いLED照明も標準となっています。
デザイン性も高くなっており、多機能シャワーやミスト機能なども人気です。
空間は全体的にシンプルで、スッキリした形状の浴槽やカウンターなどは揃い、周辺の水回り空間のデザインに合わせてプランニングできる商品も見られます。