■家づくりでは決定時期を知ることも大切
住まいの性能や快適さは間取りだけではなく、設備や建材選びも左右するポイントです。
家づくりで選ぶ必要のある設備や建材は様々あり、適したものや満足できるものを選ぶためには、家づくりに流れに沿って効率よく選ぶと良いうでしょう。
なので、タイミングよく検討しないと、時間が足りず慌てて決めてしまい、後で後悔する羽目になります。
だからといって、後々変更すると、工期が遅れるだけではなく費用にも大きく響いてしまうのです。
そうならないためにも、設備や建材を決定時期は把握することが大切になります。
■エネルギー源や建物性能に関わるアイテムは依頼先と同時に
家づくりではまずハウスメーカーや工務店など、家づくりの依頼先を探すのが基本です。
この時期では、どんな設備や建材を選ぶか具体的な希望もまとまっていないでしょう。
しかし、標準の設備や建材とは違うアイテムを取り入れる場合は注意が必要です。
ハウスメーカーや工務店のほとんどは基本的に要望を受け入れてくれますが、得手不手、実績の多少もあります。
ですので、こだわりのアイテムを導入したい場合は、依頼先を選ぶのと同時にアイテムも検討が必要です。
・家電用燃料電池や太陽光発電システムなど
エネルギーに関することは、家づくりでの初期段階で検討することが望ましいです。
太陽光発電システムや家庭用燃料電池などを取り入れる、もしくはオール電化にする要望があれば、機器などは早めに検討しましょう。
使うエネルギーによって給湯システムは変わり、費用や住宅全体のプランニングにも影響を及ぼします。
・断熱材や外壁材、空調など
断熱材や外壁材、屋根材など住まい性能に関わる部分や、建物全体の空調プランも早めに考えるのがおすすめです。
どの程度のレベルを求めているか、また予算はどれほどかけられるかという要点をおおまかにまとめておきましょう。
ハウスメーカーや工務店によっては独自の建材やシステムを使う場合もあるので、他者との違いや疑問点も明確になるように説明を求めてください。
・自然素材や薪ストーブ、ホームエレベーターなど
無垢材などの自然素材の建材や、薪ストーブやエレベーターなどの設備を取り入れたい場合は、施工実績のある業者に施工例を見せてもらいましょう。
施主支給での対応が可能かどうかも確認しておくと安心です。