新築でテラスが人気

最近の新築住宅では、庭にテラスを設けるプランが増加しています。
テラスがどういうものかと言うと、土地の一部を盛り上げ、その部分を平らにしたスペースのことです。
石やタイル、コンクリートなどを敷き詰めたプランなどがありますが、アウトドアな空間としてや、洗濯の物干し場として活躍しています。
また、ペットの居場所としても利用しやすいスペースです。
なお、用途によってテラスに屋根を設置するプランもあります。
造作でも施工できますが、ほとんどの方がプランニングでエクステリアメーカーの建材商品を選らんでいます。
最近は商品もバリエーション豊かで、デザインに合わせて設置することが可能です。

■テラスに屋根を設けるメリットとは

敷地条件やプランニングによって変わりますが、テラス屋根を設置することで雨や日差しをカバーすることが大きなメリットです。
雨や日差しをカバーできれば、テラスの使い勝手も良くなり、さらに居心地の良さもアップするでしょう。
特にリビング・ダイニングと掃き出し窓と直結するケースが多く、テラスではお茶を飲む、ガーデニングを楽しむ場として快適に利用できます。
さらに、洗濯物干し場やペットの遊び場として活用するのであれば、急に雨が降った場合でも安心です。
そして、テラス屋根は様々なデザインがあるため、外観デザインのワンポイントにもなります。
なお、勝手口回りにテラス屋根を設置することで、ゴミの一時保管といったバックヤードでの利用にも便利です。

■テラス屋根には様々な種類がある

メーカー商品でのテラス屋根は、一般的に柱と屋根材で構成されています。
建物本体を外壁に固定するタイプや固定せずに柱のみで支える独立タイプがあるのです。
独立タイプの場合、建物の構造や性能上、外壁に取り付けられない場合に使われ、柱はアルミ形材が多く使われています。
テラス屋根はシンプルなデザインですが、屋根の形状はフラットな平面のタイプとカーブが特徴的なアール型に分けられます。
平面タイプはどんな外観にも似合い、アール型は雨や風が吹き込みにくいメリットがあるので、デザインや機能性から適した屋根形状を選んでみましょう。