最近は表札にも様々なデザインや素材が登場し、新築の際にこだわりを持つ表札を設置する住まいも多いです。
■ガラスや金属など素材豊富な表札
表札単体には、素材やデザイン、書体などバリエーション豊かなものが多く揃っています。
例えば、素材なら以前から良く使われている天然木をはじめ、重量感が豪華な御影石や大理石といった天然石のものから、ステンレスやアルミを用いた金属、ガラスなどの素材は、表面の加工方法によっても、異なる表情となるので、個性溢れる表札ができる魅力と言えます。
他にも、陶器やタイル、アイアンといった既製の素材だけではなく、手作りの特注品を使う家庭も増えているのです。
特注品では備前焼や美濃焼など和の風合いを持つタイプから、異素材を組み合わせたオシャレなデザインもたっぷり揃っています。
なお、表札に書かれる書体も様々なバリエーションがあり、名前だけではなくイラストや家紋なども入れることができるのです。
最近はデザインや書体のレイアウトをシミュレーション可能なホームページを公開したショップも多いので、プランニングの際に試してみましょう。
■表札を施主支給する場合は設計担当に事前相談
施主支給をすると好みの設備を入れられ、時には費用を抑えられるメリットがあります。
プランニングによっても変わりますが、もし表札をショップやネットで購入して施主支給する場合、必ず事前に設計担当者へ伝えましょう。
特に塀に埋め込むプランを想定している場合、施工に影響する場合もあるので納期などに注意が必要になります。
また、自分で設置する場合は、取り付け方法の確認も大切です。
なお、表札には防犯や個人情報を厳守のために、世帯主の名字だけを明記する場合が多いです。
しかし、2世帯住宅でポストを分別している場合は、間違わないために苗字と名前を明記する必要になるケースもあります。
名前の明記は利便性と防犯面の両方からしっかり検討しましょう。
表札は家や住民のイメージを伝えるアイテムであり、一度設置するとなかなか交換する機会はないでしょう。
どんな表札で、どんな門まわりが良いのか、カタログを参考にするだけではなく、近隣を参考に好みのプランニングを明確にしておくのがおすすめです。