■施主支給で建材や設備を取り入れる
施主支給では自分好みのメーカーや商品を選ぶことができます。
なので、商品によっては安い費用で収めることも可能なので、上手に活用すればコストダウンに期待できるでしょう。
しかし、施主支給では情報収集が欠かせず、それなりに時間とパワー、そして知識も必要です。
さらに、窓口が施工会社と商品を購入する会社の2つになってしまうため、施工会社への説明や施工する範囲の確定、設備や素材の使用、手配からスケジュール管理など、細かい作業が必要となってくるでしょう。
さらに、工事や取り付けは別途費用となるため、場合よっては逆に費用を上げる要因にもなってきます。
施主支給をする際は、費用や施工の段取りなどを施工会社に相談してから、検討するようにしましょう。
■アイテムや仕様を変えてコストダウン
建材や設備でコストダウンを考える場合、そもそも機材や建材を採用しないことが有効です。
取り付けたいと思う憧れのアイテム、例えるなら暖炉や床暖房、太陽光発電システムなどを諦めれば、大幅に費用を抑えることができるでしょう。
しかし、現実的に考えるとアイテムをひとつ削減する方法よりも、仕上材や仕様を変更することで、小さなコストでも重ねていけば大きな削減へ繋げることが可能です。
他にも、施工会社によっては断れられる可能性はありますが、家族でできる施工があれば、それを自分たちでやってみる方法も良いでしょう。
例えば、ウッドデッキの塗装などは自分たちでできることも多いです。
自分たちも施工に参加することで、コストダウンへの喜び以上に愛着のある住まいになるでしょう。
手伝える作業があるかどうか、施工会社へ相談してみることも手段です。
■追加や変更はなるべく避ける
建材や設備選びは契約までに決定するのが望ましいです。
しかし、施工会社によっては変更や追加の融通が利くこともあります。
なので、いつまでに最終決定すれば良いのかを確認して、スケジュールを守ることで余計なコストをかけずに、建材や設備を選べるでしょう。
工事の途中で追加や変更を行うと、完成までのスケジュールも影響してしまいます。
追加や変更なしで建材や設備を選び際は、ショールームで実物に触れてみて、操作性やデザイン、色を確認してから決定しましょう。