■室内の間取りと一緒に屋外空間のプランも考える

近年、庭にテラスやウッドデッキ、サンルームなどのプランや、サービスヤードを確保と、屋外空間を活用する新築が増えています。
使いやすく、そして居心地の良い屋外プランを練るためには、住まいの間取と同様にゾーニングや動線、周辺環境への配慮が欠かせません。
それに併せて、建材や目隠し、間仕切りなどで区切るスペースも考えましょう。
エクステリアメーカーでは使い勝手のよい機能を持つ目隠し建材や、間仕切り用の建材が豊富にあります。
それらを活用して、プラン合った居心地用に屋外スペースを考えてみましょう。

■敷地外の状況や条件と使い方に合わせた間仕切り

屋外空間のプランを練る際に、まずは道路と隣地の境界線を仕切ることから考えます。
エクステリアメーカーではバリエーション豊富な仕切り建材を販売しているので、敷地の条件に合わせて選ぶことが可能です。
例えば、道路と距離をとることが難しい敷地や、開放感のある門周りにしたい場合は、格子やスリット計の建材がおすすめです。
緩やかに仕切ることで開放感を持ちながらも、プライバシーはしっかり守ることができます。
また、シンプルなデザインやモダンなデザインが多いので、外観のアクセントとして使うことも可能です。
他にも、植物と組み合わせられる商品も増えています。

■パブリック空間とプライベート空間を分ける

室内と同じく、屋外空間でもパブリック空間とプライベート空間は分けてしまいましょう。
例えば、玄関アプローチや駐車スペースに、くつろぐための庭スペースを仕切ったとします。
そうすることで、落ち着きのある空間をつくることが可能です。
また、隣家や道路が周りから見える場合は、見え方に配慮してプライバシーを保つようにしましょう。
最近は外回り全体に対応可能な部材やパーツもシリーズで登場し、フレームや屋根材などスペースの適した組み合わせでオリジナリティのある間仕切りにすることが可能です。
スペースの役割や動線などを考えながら建材を選び、配置も想像してみましょう。