寿命の長い家にする事でずっと暮らしていける

■寿命の長い家を作る為にも住まいを大切に感じよう

日本人は「衣・食・住」の中では「食」を1番大事に考える人が多いと言われています。
ですが、ヨーロッパでは「住」が1番大事だと答える人が多くいます。
ヨーロッパの人にとって家は、あらゆる災難から自分を守ってくれる為に最も重要な役割があるのです。
日本人は「住」への考えが蔑にされつつあります。
日本の家の寿命はおよそ26年と言われ、古い家には価値が無いとも言われています。
寿命の長い家を作る為に自分でも努力をする事が大切です。

■インフィルで家の寿命が延びる

今まで家づくりは、平均的な家の寿命の26歳を念頭に入れた家づくりが中心でした。
26年を過ぎたあたりにリフォームを考えたりなどし、其のつど大がかりな改修工事をしていたのです。
ですが、最近では地震に強いなど柱も大きくなり長生きする家を建てるハウスメーカーも増え、家そのものの寿命が延びてきました。
ですが、物理的な寿命だけではなく資産的にも心理的にも長生きする家づくりをしなければいけないので、「インフィル」という考え方も多くなってきたのです。
インフィルとは、家の基本構造ではなく、それ以外の内装や設備、間仕切りなどの事です。
設備などは生活をしていく上で自由に変えていける構造となっているので、家族構成が変わった際などそのつど家の内部を変更する事が出来るので、その分家の寿命を長くする事が出来るのです。
この考えでは、基本構造がしっかりしている家でないと考えられないので注意が必要です。

■自分で行える家の寿命の伸ばし方

家に住む人は、家を建てる際に使った材料を気にする事で、修繕する際の目安になったり、参考にする事が出来ます。
なので、どんな材料が使われているのかしっかりとハウスメーカーに確認し、メモなどを残しておきましょう。
また、掃除をする事で快適になるだけではなく、家の損傷している部分や不具合を発見する事が出来ます。
材質によって掃除の仕方を変えてみたりと工夫する事も出来ます。
また、専門家に行ってもらう定期点検も自分では確認できない場所までしっかりと見てもらえるので、時間を取って必ず行ってもらいましょう。