家づくりに必要なものとは

■圧倒的な情報社会
週末になると、家づくりに関しての広告やリーフレットが大量にポスティングされていることはありませんか?
またWEBからの情報も桁違いに思うくらい目に入りますね。
総務省が発表したデータによると、その10年間で日本国内で流通する情報量は530倍にも上るそうです。
530倍と言われてもピンとこないところがあるかと思いますが、テレビではBS・CSとチャンネルが増え、WEBではSNSがブログが普及したことにより誰もが情報を拡散・共有できるようになった為と考えられます。
現代社会は情報の渦に巻き込まれているといっても過言でないほど情報で雁字搦めにされているのです。

■情報の取捨選択が必要です
情報の中でも、自分には役に立たないと思う情報から立ちのある情報まで、受け取り方は様々です。
しかしこれだけ情報に囲まれていると、情報の価値自体が低下してしまいます。
その中で自分にとって必要な情報だけを取捨選択し、収集しなければいけないという厳しい条件まであるのです。
建て物は商品ではないので、単に価格が安い・高い、機能性の良し悪しだけで決めしまうわけにはいきません。
建て物を作るためには、多くの人の力が介在します。
そこが家づくりとほかの商品が異なるポイントなのです。
つまり信憑性をどこに寄せるかが重要ということになります。

■感性が重要
成功した施主の決め手になったのは、やはり感性の部分で通じあう人や会社との出会いが大きいようです。
その感性のポイントが異なってしまうと、打ち合わせが苦痛になってしまったり、家づくりの楽しさそのものを感じなくなってきてしまいます。
そこで無理やり自分を押し殺して施工を迎えてしまい、さらに大変なことになってしまうケースがいくつも存在します。
自分たち家族の問題にどれだけ意識を高めて提案をしてくれるかどうかという事が感性のポイントを図る基準でもあります。

一生に一度と言われる家づくりですから、それなりの「覚悟」が必要になります。
家作りは様々な検討が必要ですが、その中でも覚悟という心構えがしっかりしていれば、相手もそれを察知して信頼を寄せてくれると思います。