知っておきたい家づくりの注意点~窓位置・動線編~
■早めの打ち合わせがカギ
基本設計は1/110の縮尺、実地石器は1/50か1/30の縮尺で建設図面が書かれています。
そのような図面から現寸サイズをイメージすることが難しいです。
ですから、家づくりの過程で理解し、不具合に部分を見つけながら検討することもあります。
特に窓の位置や高さに関しては、実際に建ててみないよ分かりません。
そこで、現場監督と一緒に早めに打ち合わせを行うのが大切になります。
■窓の位置が隣家と重なってしまった
隣地に関しては、境界杭の確認は行っても、窓の位置や数まで調べる作業はしません。
プランの決定から重点を置いてしまうと、そこに縛られてしまい、満足な間取りプランをつくれなくなってしまうからです。
ですが、間取りがある程度固まった段階で、一度確認することが何より大切となります。
工事を始めてから隣家と窓の位置が重なると分かった時、筋違いの位置に注意してください。
筋違いがないのであれば、窓の位置を動かすことが可能です。
しかし、筋違いがある場合は設計士を相談を交え、筋違いの移動ができるかを検討しなくてはなりません。
それが難しいのであれば、窓の開閉方法を変えるという対処方法があります。
■家事動線に見落としがあったんだけど、現場で変更することはできる?
一般的なプランニングでは、水回りを集中させます。
しかし、家事動線でつい見落としやすいのが、駐車場やゴミ置き場からキッチンまでの距離に関してです。
日頃から車を使用して買い物へ行く場合、荷物をキッチンまで移動する際に。楽に運べるように駐車場とキッチンの近くに配置するのが望ましいでしょう。
また、ゴミ置き場はキッチンに勝手口をつくることで、玄関を通ることなくすぐにゴミを捨てにいくことが可能です。
このような変更は工事が始まってからの変更が難しく、変更す希望によっては変更できない可能性があり、できたとしても変更金額が高くなってしまいます。
なので、上棟式での軸組みを見て、動線を再度確認することが大切だと言えるでしょう。
自分ではなかなか判断ができないことは、現場監督や設計士とのアドバイスを受け、そしてじっくり相談しながら工事を進めると、満足な家づくりを実現することができます。