知っておきたい家づくりの注意点~工事編 part1~
家づくりでのトラブルで、特に問題になるのがお金と工事に関してです。
追加工事や変更工事などで予算オーバーをしたり、現場で活気がない、現場監督の不在が多くて不安などがあります。
少しでも不安を減らし、安心して家づくりができるように、工事での注意点についてご紹介します。
■腕の良い職人さんが来ると言っていたのに、ちょっと不安がある
ちゃんとした工務店やハウスメーカーであれば、打ち合わせで議事録をつくり、打ち合わせ内容をチェックしたうえで、最終的に依頼主がサインして記録します。
ですから、業者が言っていることと、実際のことがあっていない場合を考え、議事録を作成して、それを保存しておくのが望ましいです。
トラブルが発生した時、人間は「あの時ああ言った、こう言った」と根拠に欠け、曖昧なやりとりを交わしていることがあります。
しかし、約束したことを文書として保存しておけば、万が一のトラブルで振り返った時も、責任がされに課せられるのか明白になり、時には思い込みだったと気付くこともできます。
■現場監督の不在が多すぎる
現場監督というものは、工事の進行を確認したり、近隣への配慮、職人への工事を支持したり、工事納まりの検討など様々な仕事があります。
現場の社長さんと言ってもいいでしょう。
現場監督は高度な知識だけではなく、的確な判断力を求められる役割です。
ですから、現場へ表れなければ、その現場は作業が滞り、めちゃくちゃとなってしまいます。
工事中に不安を感じたら取り返しがつかない状態へなるまえに、業者の上司に相談するようにしましょう。
能力が書ける現場監督であれば交代できる可能性もあります。
家づくりの質は現場監督の力量が左右すると言っても過言ではありません。
なので、工事が始まる前に現場監督さんがどんな人なのかを聞いたり、日頃から作業の近況も現場監督と連絡を取り合うのが望ましいです。
このように、業者との内容の食い違い、現場監督への不安が大きなトラブルへと繋がるケースも少なくありません。
家づくりではお金や工事工程だけではなく、業者や現場監督、そして職人との信頼関係を気付くことも大切です。