注文住宅における家づくりの流れ

家を建てたいと考えた時、そのワクワクする気持ちと同時にお金はどのくらい必要になるのか、また家づくりの流れはどのようになっているのか、誰に相談したら良いのかなど、次々に不安が出てくることと思います。
そこで、まずは大きな流れを捉えることが大切です。
大まかな家づくりのスケジュールを把握しておけば全体の計画を建てることも容易となります。

家づくりの大まかな流れ(建築家+工務店の場合)

・情報を収集する(住まいの専門書籍・インターネット・宗宅展示場・モデルハウスなど)

資金計画を建てる
(自己資産の確認や住宅ローンで総費用を算出)

土地を探す
(通勤・通学はもちろん、周囲の環境や道路・交通の便が良いかもしっかり確認すること)

土地売買契約
(土地の所有権の移動を受ける・土地のお金を支払う)

依頼先を決定する
(建築家・工務店・ハウスメーカーなど、集めた情報をフルに活用して決定しましょう)

基本プランの提案・相談
(施主の意向を踏まえて、1回目のプランを提案・相談する。
)

設計計画を結ぶ
(建築事務所と設計・管理業務委託契約を結ぶ・設計料として一部のお金を支払う)

基本計画
(法的規制をクリアし、施主のイメージをまとめた住まいを提案)

実地設計
(見積書と施工を行うために必要な図面を起こす・一般住宅においてはA4用紙40枚程度になる)

建築確認申請
(確認検査機関に定められた書式と図面を提出し、設計審査を受ける)

見積もり
(各工事項目の内約を明確にして、総工事費を算出する。
工事予算は範囲内であれば工事契約に進み、予算がオーバーする場合は再度検討が必要となる・工務店と工事契約を締結し工事代金の支払いを行う)

工事着工
(着工前に地鎮祭を行う)

中間検査
(工事途中に建築基準法に準じているか検査が行われる)

木工事完了
(木工事は施行日数がかかる・完了後は仕上げに入ります)

色決め
(外装や壁・天井の仕上げ色を決定する)

完了検査
(工事完了後、確認申請通りに施工されているかを確認)

竣工検査
(建築事務所・施工会社・施主の3者で確認を行う)

引き渡し
(施工会社より保証書や必要書類を受け取り、鍵も受け取る)

以上になります。