快適な家づくりを行う時は目に見えない部分も重要~エクステリア編~
家づくりを行う時に内装ばかりに注目してしまい、エクステリアについて考えていなかったという方もいらっしゃるかもしれません。
そのようなことにならないように、家づくりの際はエクステリアについても考えていきましょう。
■エクステリアの種類を知っておこう
エクステリアには大きく3つの種類に分けることができます。
一つはクローズタイプというもので、日本家屋のように外部から家の中が見えないようにしているエクステリアのタイプです。
開放感はあまり感じにくいですが、外から人に見られる心配がないため、プライバシーを守るという点で優れています。
ただし、外から見えないということで窃盗などの被害に遭いやすいとも言われており、防犯の観点からすると気を付けなくてはなりません。
二つ目はオープンタイプです。
オープンタイプは欧米の家のように、塀などを設置せず明るく開放感のあるエクステリアとなります。
一見オシャレで素敵なのですが、管理がとても大変で、しかも近所の人からすぐに見られてしまうため維持していくことがツラくなってしまうかもしれません。
そのためガーデニングが趣味だったり、庭いじりがツラくないという方には向いているタイプと言えます。
オープンタイプのエクステリアは、子どもが勝手に入ってきてしまったり近所の方とトラブルが起きてしまうことがあります。
三つ目はセミクローズタイプです。
クローズとオープンの間をとったタイプで、オープンタイプに近いのですが、塀やフェンスを低く設置することで子どもや犬の侵入を防ぎつつオシャレな外観を維持できるとして、近年の家づくりで最も人気の高いエクステリアとなっています。
■エクステリアには様々なものがある!
エクステリアと一言で言えますが、この中にはテラスやウッドデッキ、塀・フェンス、門扉、アプローチ、カーポート、照明など、様々なものが挙げられます。
エクステリアは家づくりの中で一番後回しにされやすいのですが、考える部分はたくさんあるので、予算を収める範囲でできるようになるべく早く決めておくようにしましょう。
また、外付けのコンセントを取り付けておくことも忘れないでください。
後から取り付けると工事が大掛かりになってしまい、コストが余計にかかってしまう恐れがあります。