家を建てる上での注意点

家を建てたいと思う誰もが、予算以内で満足の出来るいい家を建てたいと願うはずです。
家を建てる前段階では、本を読んだり・展示場に行ったり・インターネットで知識を手に入れるなどすると良いでしょう。
これからの様々な情報から自分の理想とするイメージを作り出すことが重要ですが、情報を仕入れて行くうちに自分の方向性を見失わないように注意が必要です。

■家のイメージをしっかりと持つ
インターネットの普及以前は、まず設計者が様々な案を提案し、プレゼンテーションを繰り返しながら設計主が中心の家づくりが一般的でした。
しかし、インターネットの普及と共に、建て主がネットから得た情報をもとに自分の理想とする家を想像し、それに沿った形で家づくりを進めていくというスタイルに変わっていきました。

これに関して、もちろんなんら問題はないのですが、建て主中心のスタイルでは、建て主の情報の整理に時間を取られてしまうことが多く、建て主のイメージする家がどんなものなのか伝わりにくい傾向があります。

ではどうしたらよいのでしょうか。

それは、建て主が一番こだわりたい部分をはっきりとさせておくことです。
予算が十分でも満足いかない家を建ててしまう人というのは、打ち合わせでも話しが行ったり来たりして整理が着かない人なのです。

建て主が住まいに対してこだわりを持っているなら、こだわりを十分に活かした家づくりが可能となります。
沢山の情報に流されずに、自分のこだわりを強くもって家づくりに向きあいましょう。

■住まいの呼び名
住宅メーカーや地域ビルダーの工務店は他社と比較され、常に新規顧客を取り込む努力をしています。
それは消費者に家という「商品」を作っているからです。

住まいは呼び方によって随分と異なります。
「建築」というと、有機的なイメージがあり、商業的というよりはオンリーワンの家づくりです。
「建物」は無機質な感じがして、どちらかというと商業向きです。

これらのものを不動産は「物件」と呼び、住まいを求めている人のニーズに合わせて売り出します。
皆さんは、商品・建築・建て物・物件のどの住まいを求めていますか?