家づくりで押えておきたいポイント

■五感を大切にしよう
家が建って実際に住むと「あれ?何か違う」と感じてしまうことがあるかもしれません。
設計図などもしっかり確認して打ち合わせは万端のはずだったのに「なぜ?」と思ってしまいそうですよね。
実は図面を見ただけではなかなか分からない五感を大切にするのも家づくりをする時の重要なポイントです。
家が建ってからアレ?と気付いても遅すぎます。
このようなことがないようにしっかり対策を取りましょう。

家づくりをする時、設計の打ち合わせの時期が夏であれば施主は夏の暑さや風通しを気にして、反対に冬であれば寒さや暖房設備を気にする傾向にあります。
施主と設計士の意思疎通がちゃんと図れていないと、暑さや寒さなど五感に関するケアレスミスをしてしまう場合があるので注意が必要です。
五感とは以下のようなものが該当します。

1.暑い、寒い
2.明るい、暗い
3.高い、低い
4.広い、狭い
5.うるさい、静か

家づくりの際はこれらの項目も大丈夫かしっかり確認を取る必要があります。

■家族団らんの時間を大切にしよう
人間の体温変化や睡眠に影響する体内時計は1日25時間周期で、朝日を浴びることによって時計の針が1時間戻ると考えられています。

週末昼過ぎまで寝てしまうと朝日を浴びれず、結果体内時計が調整されないので生活リズムが狂ってしまうのです。
月曜の朝、疲れが取れず睡眠不足のような状態に陥った経験は誰しもがあるのではないでしょうか。
これは体内時計が原因しているかもしれません。

一般的に朝寝坊が2時間以内であれば、体内時計の影響は最小限に留められます。
引っ越しをして、環境が変わりよく眠れなくなるという人もいます。
環境の変化は時に強いストレスとなり、睡眠を妨害してしまうこともあり、体内時計の乱れに繋がることがあります。
そういった場合、以前の家で使用していた寝室カーテンを新しい家でも使ってみたり、引越先を散策し気分転換をすることで安心感が生まれてストレスを軽減させることが出来ます。
また家族団らんの時間も大切です。
家族が集まることで、コミュニケーションの場が生まれストレスフリーや心の健康にも繋がります。