会話が生まれやすい家とはどのような家?

子供に関する事件が最近多くなってきました。
学校で起こるイジメなど不登校になってしまったりと、お子さんがいる人にとっては、このような話をニュースなどで聞く事と不安になる事も多いでしょう。
ですが、しっかりとお子さんと会話をしていく事で、その心配や不安を取り除く事が出来ます。
これから家を建てようと考えている方は、自然と会話が生まれやすい環境を作ってあげる事で、言語表現の能力が高まる事が出来ます。
親子の会話がしやすい家造りを目指しましょう。

■家族の成長が目で見てわかる家造り

例えば、廊下の幅を広くとる事で廊下の壁に子供が描いた絵を飾ったり、学校で貰った賞状、賞を取った作文や工作を飾るスペースを作る事で子供は自分が愛されているという事を見る度に実感する事が出来ます。
家族に対する愛情を家の中に散りばめるだけでも違いがあるでしょう。
その他にも、3世代で暮らす事になった場合など、祖父や祖母が元々暮らしていた古い家を取り壊して新しい家を建てる場合には、そこで使っていた柱などを新しい家でも使う事も出来ます。
自分が子供の頃に暮らしていた家の思い出を伝える事で、会話に広がりが生まれていきます。
成長とともに刻んだ身長が書いてある柱などがあると、新たに子供の成長記録を残す事が出来るのでオススメです。

■囲む家で温かい家造り

机を囲む、鍋を囲むなど囲む家造りには温かいイメージが生まれます。
リビングを囲む家造りなどは、家族のふれあいのスペースが出来て、より一層会話がしやすくなるでしょう。
例えば、リビングを通らないとどこの部屋にも行けない家の場合、お風呂に入るにも2階に行くのもリビングを通らなければいけないので、その分会話がしやすくなります。
リビングの隣りに子供部屋がある場合でも、料理をしている最中に子供の様子が確認出来るので、物事をしている間にも会話が弾みます。
その他にも、リビングやダイニングの壁に黒板やホワイトボードなどを取り付ける事で、絵を描いたり伝言を伝えたり出来ます。
ちょっとした間取りの工夫で会話が生まれる家が作れるのです。