ファイル術を利用して満足した家づくりを

今の時代は、雑誌やインターネット、コンサルティングなどの情報が溢れているため、家づくりでおさえておきたいポイントやアイディアを整理しておく必要があります。
依頼先によりわかりやすく伝えられるように、情報を整理するコツをお教えしましょう。

■家づくりファイル=イメージづくり

家づくりは短時間では完成させられません。
依頼先によっては1年間、もしくはそれ以上の付き合いになりますよね。
それでも決められた時期に間取り、仕様、設備、色など様々なものを決めていかなければいけません。
イメージのくい違いで、こんなはずじゃなかったと後悔することがないよう「家づくりファイル」を作成することをおすすめします。
家を建てたいと考えている人、将来こんな家に住んでみたいなと思っている人はファイルにまとめておくことで、依頼先の人にもわかりやすく説明できるでしょう。
お互いのイメージや理想も一致しやすいので、満足した家づくりにつながります。

■家づくりファイルの3原則

1.カタログ
住宅見学会やショールームに行くと、必ずカタログが置いてあります。
気に行ったものがあれば手に取り、色や型番を調べてもらいましょう。
また、インターネットで検索する方法もあります。
資料請求を申し込めば、後日自宅に郵送してくれるので是非活用してみましょう。
中には業者専用の公開サイトもありますので、気になる人は遠慮なく依頼先に頼んでみても問題ありません。

2.図面
自分の気に行った図面や間取り図を見つけたら保管しておくことです。
打ち合わせの時に持ちこんで、設計図面に直接案を書きこんでいくとよりわかりやすいでしょう。
雑誌や書籍、無料広告など身近に入手することが可能です。

3.サービス
ハウスコーディネーター主催のコンサルタントやセミナーに参加してみましょう。
依頼先のイベントや見学会、現場説明会に参加し専門的な知識を得ることで信頼度や安心感もアップします。

■依頼先とのやりとりもファイリングする

ファイリングとはこの他にも、担当者とのメールのやりとりも履歴に残したり、ノートに記録しておくこともポイントになります。
あとでトラブルになる可能性もなくなりますし、見過ごしや内容変更があっても後で混乱しませんよね。
このように依頼先とのやりとりを、スムーズに行えるメリットがたくさんあるのです。