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家づくりに込められた施主の想いとは

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家づくりに込められた施主の想いとは

人生の節目や子供の成長を機に家を建てる人も多いですが、根本にはその人の夢や家族の悩みがある人も多いことに気が付きます。
そこで家づくりで思いを叶えた施主の実話をご紹介します。

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■家づくりに年齢は関係ない
75歳の女性が数年前に夫を亡くし、一人暮らしにも関わらず家の建て替えを依頼されました。
その動機というのが昔見た映画のワンシーンにあったようです。
「ある映画で見た、らせん階段のあった部屋のシーンがどうしても忘れられない」
「あんな空間でいつか暮らしてみたい」
家を建てる時があれば、らせん階段のある空間で生活が送りたいとずっと夢を持っていたそうです。

その依頼を受けた方は、初めとても驚かれたようです。
依頼者の年齢や建て替えの動機どちらにもびっくりされたようですが、家と人間というのは深い関係を持っているのだと感じたようです。
家の果たしている役割はとても大きいということ、住まいはドラマを作り上げているものなのだと改めて実感したのでした。

家が完成し、改めて訪問した時、その婦人は赤いハットをかぶってらせん階段を下りてきて迎え入れてくれたそうです。その姿はまるで映画のワンシーンを見ているようで、生き生きとした婦人の素敵な笑顔が印象に残っているそうです。

想いを形にすることで住まいの本質や豊かさを見いだせるのではないでしょうか。
家づくりに適齢期なんてないのです。
毎日を過ごす場である住まい、その家を1番大切にして欲しいと思います。
その婦人は、お金や時間ではなく空間の豊かさや生活の豊かさを手に入れられたのです。75歳の婦人に残された人生は、あと残り少ないかもしれませんが、きっと素晴らしい余生を送られることでしょう。

■家族の絆
もう1つは40代の女性が3人の子供が成長してきたのでもっと広い家に移りたいとのことでした。
アパートに引っ越すか、近くに住む両親と二世帯住宅を建てた方が良いのか悩まれていたそうです。
依頼者は母子家庭で、毎日忙しく働いているため子供との会話が減り、コミュニケーション不足なことに不安を感じていたのです。
相談を受けた人は、家を建てることを勧めたのです。
なぜなら建築は心の構築であり、そのためには家族全員が家を建てるために話し合い、コミュニケーションが生まれます。

その結果、家族の絆が芽生え、無事素晴らしい家が完成したそうです。

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