あきらめも肝心!家づくりの得策とは
誰もが理想を100%実現させたいと思っている家づくり。
でも実際どれくらいの人が満足することができているのでしょうか?
実は満足できる家づくりには、あきらめることが重要ポイントとなっているようです。
■現実と理想は真逆!?
あるマンションを対象にしたデータがあります。
項目が二つあり、
1位・価格、2位・最寄駅からの距離、3位・住居の広さ
というのに対しもう一つの項目では、
1位・住居の広さ、2位・価格、3位最寄駅からの距離
という調査結果があります。
これは一体なにを基にしたデータかおわかりでしょうか?
実は、前データは家づくりで重視したい項目で、後データはあきらめた項目です。
注目して欲しい点は、重視したい項目の1位とあきらめた項目が逆転していることです。
これは、住居の広さをあきらめることで、敷地面積や床面積を狭くすると価格も下がることを意味してます。
周りの環境や、条件が良いと心が揺らぐのか、最も気にしていた価格があきらめた項目では上位にあがっています。
■重要視したいこ情報を優先する
近年の家づくりの傾向は、インターネット・ショールームなどを大いに活用していることです
情報をたくさん得ることは良いのですが、詰め込みすぎて画一的な家になってしまわないように注意が必要です。
いわゆる情報バンクによって、本来必要ないのに失敗したくない!と貧欲になりすぎてしまうことです。
対策としては、まず重要視したいことをあげて、それと同時に妥協する点も作っておくことです。
あれもこれもと欲張ってしまうと、結局一番求めていたことを挫折する結果になってしまいます。
■住みながらも家づくりを・・・
予算内におさめることができなければ、9割を目標にしてあとの1割は住んでいくうちに築きあげていくのもよい方法ではないでしょうか。
最近ではピカピカのメンテナンス不要のマイホームが話題になっていますが、あえて手がかかる部分を残しておき、家と向き合ってつくりあげていくことで愛着がわいてくるでしょう。
家族みんなで作業を共にすれば、コミュニケーションもとれていいアイデアも生まれるかもしれません。
このように、マイホームを建てた後の構成まで考えておくことがあきらめていた項目を補うポイントになってきます。