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愛着ある家づくりをしよう

家づくりを考えた時、周りの家がおこんな感じだから、自分も同じにしようとか、流行りのデザインを取り入れた家づくりをしようなどそれぞれ家づくりへの気持ちやこだわりが違ってきます。
ただ、どんなに流行りのデザインにしたりか、快適な空間づくりをしたとしても、実際に生活をして愛着がなければそこは居心地の悪い場所になってしまいます。

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日本には、衣食足りて礼節を知るということわざがあり、この意味としては人間は礼儀や節度をわきまえることによって、生活に余裕ができてくると言われています。
衣食に関してはありますが、残念ながら住足りて礼節を知るということわざは存在しないのです。

従来まで日本には、客間や応接室という区切られた空間が存在していました。
しかし、戦後生活が激変したことによってこれらの空間というのは使われなくなりました。
現在消えつつある、客間や応接室は無駄な空間だと思い込んでいる人が多いですが、実際のところは無駄ではないのです。

他にも消えつつある障子は、細い木と薄い紙をあわせて作られた和室には欠かすことのできないものです。
非常に簡単な造りになっていて、障子も破けやすいということもあり、最近ではガラスにしたり、破れない障子紙を利用したりしている家庭が多くなっています。

障子が破けないことで、障子を張り替える手間が省けるメリットがあります。
ただ、障子が破れやすいのにはきちんとした理由があります。
それは、戸の開け閉めをしっかりできるという作法を学べるということです。
最終的には茶道の基本を身に付けることができるという昔ながらの考えが加わっているのです。
ですので、無駄な空間というのはこの世に存在しません。

これを生かすためには、ひと手間かけることが重要になります。
この部屋がある理由、この材料を使うことで生み出される環境など視点を考えることによって、愛着を生み出すことができます。
傷つきにくい家、常に綺麗な家ではなんとなく住み心地が悪くなってしまいます。
これをどう生かすかは、家づくりにどれだけ愛着をもたらせるかによって変わってくるので、考えながら家づくりをしていきましょう。

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