家づくり後に失敗してしまいがちな家族の共通ポイント
家族というのはその家族それぞれで、何を幸せに感じるのかが変わってきます。
しかし、幸せになるためには家族にも共通するポイントがあるのです。
今回は家づくりを行っていく上で失敗してしまいがちな家族の共通点をご紹介します。
■家族の一人だけが家づくりに躍起になっている
家族全員が家づくりに積極的というわけではなく、旦那さんもしくは奥さんのどちらかが一方的に家づくりを進めていく家づくりは、家族を幸せにするとは言いにくいです。
自分の描いた通りの家づくりにすればするほど、自身だけが愛着を持てる家になってしまい、家族のことを考えてつくったとしても他の誰も愛着が持てなくなってしまいます。
例えば奥さんが壁紙の色を可愛くしたいと思い、リビングの壁紙をピンクやオレンジなどの可愛らしい色にしたら、旦那さんはどう思うでしょうか?
家族が住むことを考え、独りよがりにならない家づくりが大切です。
■家づくりの動機がお金の損得になっている
家づくりの動機は人それぞれだと思いますが、お金の損得になっている場合は、家づくりを通して家族が幸せにならない可能性が高いです。
例えばハウスメーカーなどの営業マンから「今月までに契約をすると費用が数十万円も抑えられます」、「今買うと家具もセットでついてきます」というようなものに惹かれ、これをキッカケに家づくりをしたとしても、焦って家づくりをしてしまう結果、自分や家族のライフスタイルに合わない、快適ではない家が出来てしまいます。
確かにお得かもしれませんが、これではせっかくの家づくりも後悔してしまうでしょう。
■生活のイメージができていない
自分や家族のイメージがきちんとできていないのに家づくりに入ってしまうと、実際の生活の中で家具の位置だったり収納スペースが足りなかったりと、生活する時に困ってしまうことが出てきてしまいます。
家づくりにおいて、実際の生活を思い浮かべることは非常に重要です。
設計の段階で生活のイメージがうまく出てこないという場合は、1週間~2週間家族の生活の様子をチェックしてみたり、季節ごとにどう変化するのかまでしっかりとイメージしておくことが大切です。