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家づくりは竜宮城への旅のようなもの

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家づくりは竜宮城への旅のようなもの

家づくりはある意味、浦島太郎の竜宮城の旅に似ています。
竜宮城にたどり着くためには数々の試練や誘惑を乗り越えていかなければたどり着くことは出来ません。
家づくりの玉手箱も簡単には手に入らないのです。
情報社会である現代、たくさんの玉手箱があってそれぞれ特徴を持っています。
その中からどんな玉手箱を見つけ出すかが大切になってくるでしょう。

初めに大きな群れのマイワシに出会います。
マイワシは住宅展示場に例えられます。
家づくりを検討している人は、まず住宅展示場に行きますよね。
あまりの豪華さに驚いてしまいそうですが、近年は低コストをアピールする展示場もあります。
次にフジツボに会います。
坪単価は家を作る時の目安としても大切ですね。
そしてシビレエイにも会います。
シビレエイは面白い形を作って施主をしびれさせるということから建築家に例えられます。
ですが、最近ではこれら以外にもタコクラゲやハリセンボンなどのように分かりづらい名称を名乗って業者の中間に入り、手数料を取るケースもあるので注意が必要です。
つかみどころのないタコクラゲや、自分を大きく見せて何でも出来るような姿をするハリセンボンなどには気をつけなければなりません。

無事に自分の納得する依頼する先を見つけたとしても、それから気を抜いてはいけません。
家を造るにはたくさんの業種と職人が関わってきます。
建物の不具合や欠陥をわざと起こす人はいないにも関わらず、それでも欠陥住宅が出来てしまうのは第三者の目がないからだといえます。
ヒラメのようなギョッとした眼をを持つ監視員、つまり第三者の目が必要なのです。

つい雑誌などで理想の空間を見つけて、同じように作ろうとする人もいるかもしれませんが建築物は芸術作品ではありません。
一般住宅に非日常空間を持ち込むと失敗してしまいます。
かといって現実的過ぎる日常空間のみが残ってもつまらなくなります。
そのバランスをうまく取るのが施主の考え方です。

家づくりの竜宮城の旅は2つのことを教えます。
1つは道案内をする第三者の眼、もう1つは自分の家づくりへの考えをはっきりさせることです。
それらを繋げる思いというのが最も大切なことではないでしょうか。
玉手箱にも手引書がなく空っぽで、あるのは想いだけなのです。

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