家づくりでは住む人の価値観が表れる
家には住む人の価値観が反映され、その中で人々は日々の生活を楽しんでいます。
なので、新築を建てる時は人生観や家族観などの考えがとても重要です。
■家づくりや物を買う時は、自分自身の価値観がある
家に住む人を例えるなら肖像です。
例えば、モノがそれに当てはまります。
物を買う時、瞬間的に自分で判断してから物を買っているはずです。
物を買うまでに至るまでにはストーリーがあり、それは意味のあるもと考えられます。
さらに、買ったものはずっと愛用し続けたり、不要になった時は処分してしまうこともるでしょう。
ですから、購入する物のすべてに、自信の価値観が表れていると言えます。
そのような環境の中で人々は生活しています。
だからこそ、家をつくる時は人生観や家族観からの考えは非常に重視したい点だよ言えるのです。
■人生観や教育観、家族観などを家づくりでは問われる
家を建てたり、購入する平均年齢は40代前後という結果があります。
その時、自分の生活スタイルを想像しながら購入したり、建てたりできる方は意外にも少ないでしょう。
なぜなら、まだ物や人間関係、仕事や経験など、新しい関係を次々に築き上げる機会が増える時期であるからです。
そのような時期に家を建てることで、これからどのような人生のスタイルを送るのか核をつくり上げることが可能なのが、家づくりの醍醐味と言えるでしょう。
例えば家が欲しいと思った時、誰もが将来的な夫婦同士の在り方、または子どものこと、時には両親のことなど、全てのことを想定した将来図を考えるかと思います。
つまり、それは夫婦がお互いに思う価値観や論理、職業観をはじめ、子どもの教育観や家族全体の価値観を問うことでもあると言えるでしょう。
家づくりというものは、ただ単純に理想的な生活を実現するだけでは、必ず満足できる家になるとは限りません。
理想の形から入るのではなく、その家に住む人全員の価値観、そして今後の生活などどう関わる家であるかを重視して検討することがとても重要なのです。
家族全員が本当の意味で満足できる家を作るためには、まず家族同士で将来的にどんな暮らしにしたいのかを話し合い、そこから求める家を考えてみましょう。