信頼できるパートナー選びとは
家づくりで大切なのは、関係する施行会社と自分たちとの信頼関係です。
では、心から信頼し合える施行会社とはどんな会社だと思いますか？
ここでは自分にあった施行会社を選ぶ時に何がポイントとなるかを紹介します。
■自分の判断基準をどれだけクリアにしてくれるか
施行会社と良い信頼関係を築くためには何を重視したらよいのでしょうか？
これは自分がどれだけその会社に任せることができるかがキーとなります。
そのためには自分のライフスタイルや基準をしっかり持ち、会社の情報を集めて判断することが必要になってきます。
自分が求めるものや、計画の中で何を優先させるかで家づくりの判断基準が明確になってきます。
具体的に言うと、住宅の耐震性、断熱性能、予算、工期、面積、エコシステムの導入など「これは譲れない！」というものがあるでしょう。
この優先順位をはっきりとおさえた上で、パートナー選びをします。
できれば新築してから50年、60年と先のことまで考えた方がベストです。
新築したあとは、家族の状況も変わったり、メンテナンスやリフォームなどが必ず絡んでくるためです。
このように自分の基準に、なるべくあてはまる施行会社を選択することが重要と言えます。
■多くの情報を集める労力と熱意が必要です
施行会社を選んでいくにあたり、多くの情報や調査のために努力をしなければいけません。
住宅展示場に足を運んだり、住宅に関する参考書を購入するのもよいでしょう。
また、近所や知人で家を建てたという人から話を聞いて参考にするのもいいと思います
しかし、知人がこの会社をすすめたから、友人が勤めていたからなどといった理由だけで選んでしまうのは問題です。
自分の判断基準をクリアしていないのに契約してしまうのは、安易な考えだからです。
例えば住宅性能を視野に入れるなら、各社の性能をピックアップして情報収集し、どの会社の水準が自分の基準に適しているかどうかを考えます。
比較してみてわかることもありますし、もし専門的なことでわからない点があれば担当者に聞いてみても良いでしょう。
万が一全てのポイントをクリアすることが難しければ、一番重要にしている項目で会社を選びましょう。
情報収集はとても労力の要ることですが、50年後にも満足できる家づくりをするためには惜しんではいけません。
